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行けども行けどもイバラの道

“インハウスデザイナー”は蔑称か
山本 雅也
ラトルズ (2005/11/01)
おすすめ度の平均: 5
5 自分の仕事に悩んだら読みたい本
5 デザイン関係者必読の書!

デザインジャーナリストである著者の個人的な経験から、日本のインハウスデザイナー(企業内デザイナー)のあり方に対して語っている本。
タイトルだけ見ると、デザインの話に終始しているのかと思ってしまうけどそうでもない。
本人がいかにして絶望的な状況から自らのアイデンティティを取り戻したのかという前半部分が面白かった。
書かれている内容はその通りその通りと、まったく納得できる話が多いけれど、しかし著者が導入部で「日本のインハウスデザイナーを勇気づける本だ」と言っている部分に関しては、正直なところ突っ込みが足らないのではないかと思った。
やっぱりデザインには夢も希望もないんじゃないかと思ってしまう。行けども行けどもイバラの道だ。

話は変わって、自分も含めて日本でアートやデザインをやっている人間は、とにかく言葉をうまく使えない人が多い。よく私が人の書いた企画書やコンセプト文を読んで「これポエム?」みたいに口悪く言っているのを聞いたことのある人も多いと思う。

逆にアートもデザインも「苦手なんです」という人達は、まったくもって「図で説明する」「見せ方を考える」みたいなことに無頓着だったりする。

両者でワークショップでもやればいいのかも。

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2006年08月27日 17:34に投稿されたエントリーのページです。

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